都心の高級レジデンス市場において、番町エリアの物件は別格の安定感を見せています。本物件の中古流通における坪単価はおよそ900万円台半ばから1,100万円前後で推移しており、専有面積が100㎡を超える大型住戸では、総額3億円を超える取引も珍しくありません。
過去成約事例を時系列で振り返ると、築年数の経過に伴う下落傾向は見られず、むしろ周辺の再開発や都心ブランドエリアへの需要集中に牽引される形で堅調な上昇基調を維持しています。千代田区三番町における高級マンション供給が限定的である点も、希少性を高める大きな要因となっています。
売り出し件数自体が年間に数戸程度と極めて少なく、条件の良い住戸は市場に情報が出る前に水面下の顧客紹介のみで成約に至るケースも多々見受けられます。売却を検討する所有者にとっても、強気の価格設定が通用しやすい環境が続いています。