ジェットエンジン整備士の過酷な現場!年収と国家資格の難易度を解剖

ジェットエンジン整備士の過酷な現場!年収と国家資格の難易度を解剖

ジェットエンジン整備士の過酷な現場!年収と国家資格の難易度を解剖の全体像を詳しく解説してご紹介します。

深夜の羽田空港や成田空港のハンガー(格納庫)では、巨大な航空機のエンジンカウルが開かれ、整備士たちが内部のボルト一つひとつを厳しくチェックしています。ジェットエンジン整備士の任務は、大きく分けて駐機場でのフライト前後に行う「ライン整備」と、格納庫に機体を引き込んで大掛かりな分解・修繕を行う「ドック整備(重整備)」に分かれます。

現場は常に危険と隣り合わせです。エンジン稼働時の点検では、ジェットエンジンの吸い込み事故対策として機体周囲に厳格な「吸気危険区域(インテーク・デンジャーエリア)」が設定されます。過去に海外で地上整備員がアイドリング中のエンジンに巻き込まれる痛ましい事故が発生して以来、安全プロトコルは年々強化されてきました。エンジンの試運転時には、指定エリアへの立ち入り禁止はもちろん、工具や私物の落下がエンジン内部を破壊する「FOD(外国物質による損傷)」を防ぐため、ポケット内の完全空化や工具の員数点検が徹底されています。

さらに、フライト直後のエンジン内部は摂氏数百度に達するため、火傷の危険や、騒音性難聴を防ぐイヤーマフの着用など、五感を保護しながらの精密作業が求められます。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。