弘法大師の誕生日はなぜ6月15日?驚愕の生誕伝説と真相を徹底解説

弘法大師の誕生日はなぜ6月15日?驚愕の生誕伝説と真相を徹底解説

弘法大師の誕生日はなぜ6月15日?驚愕の生誕伝説と真相を徹底解説の真相について、最新情報を取りまとめてご紹介します。

弘法大師空海が産声をあげた場所は、現在の香川県善通寺市(旧讃岐国多度郡屏風浦)です。この地には現在、四国霊場第75番札所であり真言宗善通寺派の総本山である「善通寺」が建ち、京都の東寺、和歌山の高野山とならぶ弘法大師三大霊跡の一つとして崇敬を集めています。

空海は、讃岐の豪族であった父・佐伯直田公(さえきのあたえ・たぎみ)と、母・玉寄御前(たまよりごぜん)の間に生まれました。与えられた幼名は「真魚(まお)」。魚のように柔軟で健やかに育つように、あるいは仏の教えの海を自在に泳ぐようにとの願いが込められたと伝えられています。

善通寺の境内にある誕生院(御影堂)一帯には、真魚の誕生にまつわる神秘的な誕生伝説の由来が数多く遺されています。伝承によると、母である玉寄御前がある夜、天竺(インド)から紫色の光明が差し込み、聖人が胸の中に入ってくる夢を見た後に懐妊したとされます。そして宝亀5年6月15日、屏風のように美しい海岸の館で真魚が誕生した際、天からは妙なる芳香が漂い、周囲はまばゆい光に包まれたと伝えられています。

現在の善通寺・誕生院の地下には「戒壇めぐり」があり、真っ暗闇の空間を進んだ先でお大師さまの誕生地とされる聖域に触れる体験ができます。現場を訪れる参拝者からは「暗闇の中で自分自身をリセットし、お大師さまの誕生の原点に立ち返るような厳粛な感覚を覚える」という声が絶えません。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。