二人の出会いは、MEGUMI側からの情熱的なアプローチによって幕を開けました。当時の特番インタビューや自著・手記で語られたエピソードは、ファンの間でも伝説的なラブストーリーとして語り継がれています。
2005年、MEGUMIが交通事故に遭い入院していた病室のテレビで流れていたのが、Dragon Ashの名曲『夕凪Union』のミュージックビデオでした。画面越しに降谷建志の姿を目にしたMEGUMIは、「この人と結婚する」と直感的な確信を抱いたと述懐しています。
退院後、共通の知人を介して降谷のライブ関係者席チケットを取り付け、打ち上げの席に自ら直談判。当初は警戒されていたものの、彼女の持ち前の行動力と誠実な好意が降谷の心を動かし、交際へと発展しました。そして2008年7月、妊娠が判明したことを機に結婚を発表(いわゆる授かり婚)。翌2009年2月には長男・降谷凪(ふるや なぎ)が誕生しました。
息子の名前「凪」は、二人が出会うきっかけとなった楽曲『夕凪Union』から名付けられたものであり、2020年には岩井俊二監督の映画『Last Letter』で俳優デビューを果たすなど、両親の類いまれな表現者としての血を受け継いでいます。
離婚にあたり、子供の親権は母親であるMEGUMIが持ちました。高校生へと成長した息子の成育環境と精神面を最優先に考え、父親である降谷とも面会や相談ができる協力体制を保ちながら、生活の基盤はMEGUMIがしっかりと守る決断を下しています。