放送から25年以上が経過した現代のネット空間でも、このシーンに関する言及は途切れることがありません。X(旧Twitter)や各種掲示板、YouTubeのコメント欄では、世代を超えたリアクションが可視化されています。
SNS上でのリアルな言及パターンを分析すると、大きく3つの傾向に分類されます。
「子供の頃にリアルタイムで観ていて、お茶の間で麦茶を吹き出した。コジロウがキレて退場させられたところで家族全員が大爆笑した思い出」
「あれを見て以来、丸いシルエットが出ると必ず『上から見たプリン』が脳裏をよぎる呪いにかかっている」
「公式が最大手で悪ふざけをしていた平成アニメの空気感が最高に詰まっている回」
さらに注目すべきは、この演出が「万国共通のネットミーム」として海を越えている点です。英語圏のアニメ版アイキャッチ「Who's That Pokémon?」を題材にしたパロディ動画では、どんなシルエットに対しても男性が絶叫混じりに「IT'S PIKACHU!(ピカチュウだ!)」と叫び、正解が別のポケモンで「FUUUUCK!」と怒り狂う動画が数十億回再生されるバイラル現象となりました。その原初的な感情のルーツを辿ると、コジロウが「ビリリダマ!」と叫んで玉砕した第56話の構図にそのまま合流するのです。