進路指導の現場や大手教育メディア各社が実施した動向調査を総合すると、参加者の選択は「時期」「曜日」「志望校の種別」によって明確に分かれています。結論から言えば、どちらを選んでも大学側から減点されることは一切ありません。ただし、周囲の視線や当日の快適性を考慮した場合、明確な傾向が存在します。
まず押さえておきたいのが、開催時期による心理的・物理的な変化です。春先(3〜5月)や秋口(9〜10月)の土日に開催されるイベントでは、学校生活の延長線上として制服を選ぶ生徒が半数近くを占めます。一方で、最高気温が連日35度を超える猛暑期の7〜8月においては、熱中症リスクや汗対策の観点から全体の65%以上が私服を選択しているのが全国的なデータから裏付けられています。
また、学校のスケジュールの影響も見逃せません。「夏休み中の土日だから私服で行く」生徒がいる一方で、「平日の午前中に高校の補習授業を受け、午後から制服のまま会場へ向かう」ケースも珍しくありません。周囲を見渡せばどちらのスタイルも確実に存在しているため、「制服だから浮く」「私服だから目立つ」といった心配は杞憂に過ぎません。選択の基準とすべきは、他人の目線ではなく「長時間の移動や広大な敷地内を歩き回るうえで、どちらが安全かつ快適か」という点に尽きます。