プロ野球の延長は何回まで?12回規定や日本シリーズ特例を徹底解剖

プロ野球の延長は何回まで?12回規定や日本シリーズ特例を徹底解剖

プロ野球の延長は何回まで?12回規定や日本シリーズ特例を徹底解剖の重要なポイントについて、専門知識を基に徹底解説します。

プロ野球の延長戦規定は、大会の性質やシリーズの重要度に応じて段階的に厳格化されています。ペナントレースを制した後の短期決戦では、引き分けの扱いがレギュラーシーズンとは劇的に異なります。

ステージ区分延長イニング上限引き分け時の扱い編集部の見解・評価レギュラーシーズン最大12回まで引き分け(勝率計算から除外)年間143試合を消化する選手の体力保持と興行管理のバランスが取れた規定。クライマックスシリーズ(CS)最大12回まで引き分け(上位チーム優位)同星となった場合はレギュラー上位チームが進出するため、下位チームには厳しい設定。日本シリーズ(第1戦〜第7戦)最大12回まで引き分け(再試合なしで次戦へ)かつては15回制だったが、2018年に12回制へと短縮統一されスピードアップが図られた。日本シリーズ(第8戦以降)無制限(決着まで)引き分けなし(完全決着)どちらかが4勝を挙げるまで終わらない、プロ野球最高峰のサバイバル規定。

クライマックスシリーズの延長規定で特筆すべきは、「引き分け=レギュラーシーズン上位チームの実質的な勝利」に限りなく近づく点です。CSではアドバンテージや勝利数同数時の優位権が上位チームにあるため、延長12回同点での引き分けは、ビジターの下位チームにとって敗北に近い精神的打撃をもたらします。

さらに異彩を放つのが日本シリーズの特例です。通常の7試合制でどちらのチームも4勝に到達しなかった場合、翌日に同じ球場で「第8戦」が開催されます。この第8戦以降はイニング制限が撤廃され、勝敗が決まるまで試合が続行されます。公認野球規則の枠を超えた総力戦が待ち受けているのです。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。