年収500万の男性割合は?年代別のリアルと婚活で高望みとされる真相

年収500万の男性割合は?年代別のリアルと婚活で高望みとされる真相

年収500万の男性割合は?年代別のリアルと婚活で高望みとされる真相について知っておくべき 理由を分かりやすい構成で解説いたします。

給与水準の実態を把握する上で最も信頼性の高い一次資料が、国税庁が公表している「民間給与実態統計調査」です。同調査の最新推移によると、日本の給与所得者全体の平均年収は約458万〜460万円前後で推移しています。ただし、これを男女別に見ると、男性の平均年収は約563万円、女性は約314万円と、依然として大きな開きが存在します。

男性給与所得者全体の中で「年収500万円台(500万円超〜600万円以下)」に位置する層は全体の約14.0%です。さらに「年収500万円以上」を稼いでいる男性の総割合を合算すると、約43〜45%に達します。この数字だけを切り取ると、「日本人男性の半分近くが年収500万円を超えているのだから、やはり普通ではないか」と感じるかもしれません。

しかし、ここには統計特有の大きな落とし穴が存在します。この「男性全体で4割強」という数値は、年功序列の恩恵を受け切った50代のベテラン社員や役員クラスを含めた全世代の合算データだからです。世代別のピラミッドを一枚剥がすと、まったく異なる現実が浮かび上がってきます。

清水 千尋
著者

清水 千尋

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。