トマトトーンの使い方決定版!二度づけ禁止の真相と失敗防ぐ散布術

トマトトーンの使い方決定版!二度づけ禁止の真相と失敗防ぐ散布術

トマトトーンの使い方決定版!二度づけ禁止の真相と失敗防ぐ散布術に関する主要なデータを分かりやすく解説いたします。

Q1:散布液が主茎の新芽や葉にかかってしまいました。どう対処すべきですか?
A1:付着直後であれば、直ちに清潔な水道水をスプレーやジョウロで葉全体にたっぷりかけ、薬剤を物理的に洗い流してください。時間が経過して葉が縮れたり波打つ薬害が出た場合、その葉の変形は治りませんが、株元が健康であれば数週間後に生長点から正常な新芽が再び展開してきます。追肥を一時的に控え、過度な刺激を与えずに見守ることが回復への近道です。

Q2:散布した直後に雨が降ってしまいました。もう一度スプレーしても良いでしょうか?
A2:散布から2〜3時間以上経過していれば、薬剤はすでに花器組織内に浸透しているため再散布は厳禁です。散布直後に激しい降雨に見舞われた場合でも、二度づけによる奇形果・空洞果リスクの方が遥かに高いため、同じ花房への再散布は避けるのが鉄則です。次の段の花房が開花した際に改めて確実に散布してください。

Q3:大玉トマトとミニトマトで、薄める倍率や散布方法に変えるべき点はありますか?
A3:希釈倍率は大玉トマトもミニトマトも全く同じ(低温期50倍、高温期100倍)です。ただし、ミニトマトは1つの花房につく花の数が10〜20輪以上と非常に多く、開花期間が長期間にわたります。そのため、全体の3割〜4割の花が咲いたタイミングで花房全体へふわりと1回だけ吹きかけ、咲き遅れた蕾への追加散布は行わないという割り切りが、奇形果を防ぐ現場のコツです。

Q4:余ったトマトトーンの希釈液は、冷蔵庫に入れておけば翌週も使えますか?
A4:絶対に避けてください。水で薄めた希釈液は防腐効果がなく、有効成分である4-CPAも水溶液中では経日分解が進みます。効力が落ちた液を散布しても十分な着果促進が得られず、かえって散布時期を逸する原因になります。原液ボトル自体は冷暗所で密栓保管すれば複数年にわたり安定して使用可能ですので、スプレー液は毎回使い切る量だけを調合してください。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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