ワゴン販売廃止の報道時に、SNS上で最も悲鳴が上がったのがスジャータ製プレミアムアイスクリーム、通称「シンカンセンスゴイカタイアイス」の存続問題でした。ドライアイスで極限まで冷却され、スプーンがへし折れそうなほど強固な状態で提供されるあのアイスは、新幹線移動の象徴的カルチャーとして愛されてきました。
結論から述べると、あのアイスは姿を消していません。JR東海およびJR西日本はファンの熱烈な声に応え、駅ホーム上への専用冷凍自動販売機の大量設置という形で延命を図りました。
車内販売アイス自販機の設置場所は、東京駅、品川駅、新横浜駅、名古屋駅、京都駅、新大阪駅といった「のぞみ」停車駅の各ホーム上を中心に網羅されています。バニラや抹茶といった定番フレーバーに加え、自販機限定フレーバーやドクターイエローコラボパッケージなどがラインナップされ、連日乗客が買い求める光景が見られます。自販機から出てくるアイスもマイナス数十度で徹底管理されており、あの独特の硬さは健在です。車内で食べたい乗客は、乗車直前のホームで購入して車内に持ち込むスタイルへと完全に移行しました。