『文豪ストレイドッグス』の物語が大きな転換点を迎えた「天人五衰編」。武装探偵社を壊滅寸前にまで追い詰めた殺人結社「天人五衰」の実行部隊として登場したのがニコライ・ゴーゴリです。
アニメ版における初登場は第4期第40話「拘禁の翼」。最高法曹機関の重鎮たちを人質に取り、残虐極まりないノコギリによる人体切断ショーを笑顔で生中継する姿は、視聴者に強烈なインパクトを与えました。道化師のような白黒の衣装に鳥の羽根をあしらった帽子、片目を覆うトランプのカードがトレードマークです。
ゴーゴリの持つ底知れぬ狂気と軽快な残虐性を声で体現しているのが、ベテラン声優の子安武人氏です。ハイテンションなクイズ形式で獲物をいたぶる道化の軽妙さと、ふと覗かせる冷徹で哲学的な低音ボイスの落差は圧巻。原作者やアニメ制作陣が意図した「絶対に理解し合えない異常者」としての恐ろしさを見事に引き出しています。