この空前のトレンドを裏から支えているのが、日本発のアパレル巨頭による技術革新だ。機能性ウエアの圧倒的なコストパフォーマンスで市場を席巻するユニクロは、発熱・保温技術を惜しみなく投入した軽量ギアを次々と投入。一枚で首元も頭部もガードできる多用性が、幅広い世代の心を掴んだ。
一方で、現場作業服のノウハウを一般向けカジュアルへ昇華させた株式会社ワークマンの勢いも止まらない。過酷な屋外環境に耐えうる耐久性と過剰なまでの防寒性能を備えたアイテム群は、バイク通勤者や野外フェス愛好家を中心に爆発的な人気を誇る。
高価なアウターを何着も買い揃えるのではなく、手頃な防寒具をアイデア次第で自在に着回す。賢い消費者の目線に応えるように、低価格でありながら高機能なプロダクトの進化が止まらない。