作中でこれほど際立つ存在感を放ちながら、実はこのキャラクターには公式の本名が設定されていません。そのためファンの間では敬意と親しみを込めて「団長の手刀を見逃さなかった人」という通称で呼ばれています。
モニター室で圧倒的な玄人感を漂わせた彼は、その後単身でクロロの前に立ちはだかります。「いい手刀(チョップ)だったぜ……」「だがな、オレを倒すには一手足りねェ」と自信満々に語りかけ、読者にもハイレベルな念能力バトルを期待させました。
しかし、その期待は一瞬で打ち砕かれます。クロロが取り出した念能力「密室遊魚(インドアフィッシュ)」によって完全に翻弄され、痛みも出血も感じないまま生きた状態で肉体を貪り食われるという衝撃的な展開を迎えます。最後は部屋のドアが開け放たれて密室条件が解除された瞬間、一気に絶命。プロとしての自信をみなぎらせてから瞬殺されるまでの落差があまりに鮮烈だったため、読者の記憶に深く刻み込まれることとなりました。