自宅で処理する場合、ファンデーションの種類(性状)に合わせてアプローチを変えるのが最短の近道です。服についたファンデーションの落とし方としてプロも推奨する手順を、種類別に解説します。
1. リキッドファンデーションの落とし方(油分が多い場合)
油分と水分が乳化しているリキッドファンデーションの落とし方には、油性汚れを強力に溶かし出すクレンジングオイルの染み抜きや、油汚れ分解に長けた食器用洗剤が絶大な効果を発揮します。
- 乾いた状態で作業開始:衣類を濡らさず、シミの裏側に当て布(キッチンペーパーや不要なタオル)を敷く。
- 油分を浮き上がらせる:シミ部分にクレンジングオイル、または食器用洗剤(中性〜弱アルカリ性)を数滴垂らし、指の腹や綿棒でトントンと優しく叩く。
- ぬるま湯(約40℃)で乳化:油が浮いてきたら、少量のぬるま湯を加えて白く濁らせ(乳化させ)、汚れを当て布へ移し取る。
- すすぎと本洗い:ぬるま湯でしっかりすすいだ後、通常通り洗濯機で洗う。
2. パウダーファンデーションのシミ抜き(粉体がメインの場合)
パウダーファンデーションのシミ抜きでは、油分が少ないため、最初から洗剤をつけるのは逆効果になります。まずは生地を裏返し、表面から息を吹きかけるか、粘着テープで浮いている粉をペタペタと除去します。残った薄い色素に対してのみ、少量の食器用洗剤を綿棒につけてピンポイントで叩き洗いを行うのが繊維を傷めないプロの鉄則です。