結婚が発表された当時、嵐は20周年を記念する大規模ツアーの真っ只中にあった。活動休止までの限られた時間を全力で駆け抜けようとするグループの熱量と、個人の幸福を追求する決断。その板挟みの中で、彼は決して立ち止まらなかった。メンバー間での度重なる話し合いと葛藤。ファンへの誠実さをどこまで保てるかという苦悩は、言葉以上に重く彼にのしかかっていた。
周囲からの強い反発やSNS上での賛否両論を自覚しながらも、彼は逃げなかった。自分の言葉で直筆メッセージを送り、アイドルとしての二宮和也と、一人の人間としての二宮和也の両方を守り抜く覚悟を示したのだ。その背中を静かに見守り続けたのが、後に伴侶となる女性であった。