長年連れ添った二人の穏やかな生活に影を落としたのが、パートナー男性の病魔でした。男性は白血病を発症し、長期の闘病生活を余儀なくされます。
この過酷な局面に際し、柏原芳恵は芸能活動のスケジュールを極限まで調整し、病院への付き添いや自宅での献身的な看病・介護を続けました。周囲には弱音を一切吐かず、愛する人を励まし続けたその姿は、関係者の間でも深く胸を打つものだったといいます。
しかし懸命な看病の甲斐もむなしく、2015年に男性は他界しました。長年連れ添った最愛の伴侶を失った喪失感は計り知れないものでしたが、彼女はパートナーが遺してくれた愛情と教えを胸に、再び前を向いて歩み出す道を選びました。