「MT車にするか、AT限定にするか」。この長年の議論にも、2026年現在の明確な潮流が見えてきた。現在、新規受講者の実に9割以上がAT限定を選択している。かつては「仕事で使うかもしれない」とMT車を選ぶ人も一定数いたが、商用車や大型トラックのAT化・電動化が加速したことで、AT限定で困る場面はほぼ姿を消した。
さらに注目すべきは、教習車へのEV(電気自動車)導入だ。ガソリン車とは異なる静粛性、滑らかな加速、そして回生ブレーキの独特な減速感を教習段階から体感できるプログラムが用意されている。将来的な脱炭素社会を見据え、環境に配慮したエコドライブの基本を学ぶ場所としても、新しい役割を果たし始めている。