カリフォルニア州の連邦刑務所に収監されているとされる水原受刑者。かつてファーストクラスで世界を飛び回り、高級ホテルに滞在していた生活は完全に過去のものとなった。現在の彼は、決められた制服を着用し、朝6時の点呼から始まる厳格なスケジュールに従う毎日を送っているという。刑務所内での主な作業は、時給数十セント(数十円)程度の単純労働だ。かつて数千万円の年収を得ていた男にとって、この落差は精神的にも肉体的にも過酷極まりない。
面会に訪れる者もほとんどおらず、外部との連絡は極めて制限されている。面会室での彼の様子を知る関係者は、「かつての社交的で人当たりの良い雰囲気は消え失せ、すっかり痩せ細って静かにうつむいていることが多い」と語る。かつての「通訳」という肩書は消え、今や一人の受刑者番号で呼ばれる存在だ。