数え切れないほどのストールを所有していた中尾さんですが、50代後半で大病を患ったことを機に、妻の池波志乃さんと共にいち早く「終活」へ踏み切りました。芸能界屈指のおしどり夫婦として知られた2人は、自分たちに万が一のことがあった際、周囲に負担をかけないよう身の回りの整理を開始したのです。
その断捨離の対象となったのが、長年集めてきた膨大なコレクションでした。400本以上あったコレクションを徹底的に見直し、最終的に手元に残したのはわずか20〜30本程度。残りの大半は、以下のような形で手放されました。
・お世話になった共演者や後輩俳優への形見分けやプレゼント
・番組スタッフや友人への譲渡
・チャリティーオークションへの出品や寄付
・長年の使用で傷んだものの適切な処分
「モノに執着せず、身軽に生きて美しく幕を引きたい」という夫婦共通の価値観のもと、思い切った処分が決行されました。厳選されたお気に入りの数本だけを残し、最期までダンディな姿を貫いた姿勢は、多くの人々に感銘を与えています。