ポーズの崩れを防ぐには、アニメーション制作業界で培われた効率的かつ正確なアタリ技法が役に立つ。YouTube等でも絶大な支持を集めるアニメーター・室井康雄氏の手法はまさにその筆頭だ。
同氏の著書『アニメ私塾流 キャラクターの描き方』で強調されているのは、複雑な人体を単純な箱や立体パーツに置き換えて捉える思考法である。横座りを描く際も、最初から複雑な脚の輪郭線を追ってはいけない。胸郭と骨盤という2つのブロックがどのように捻れ、斜めに傾いているかを捉える人体デッサンの基本姿勢こそが、破綻のない作画への最短距離となる。