WEB上の検索ウィンドウに「浮所飛貴」と入力すると、関連ワードとして「弁護士資格」「司法試験」といった検索語句が頻繁に浮上します。一部のSNSやネット上のまとめ記事では「浮所飛貴はすでに弁護士資格を持っているのではないか」という言説すら見受けられますが、これは決定的な事実誤認です。
日本の現行法制度において、弁護士資格を取得するためには「法科大学院(ロースクール)を修了する」か、難関の「司法試験予備試験に合格する」という極めて険しい関門を突破した上で、本試験である司法試験に合格し、さらに約1年間の司法修習を修了しなければなりません。大学在学中に弁護士記章(バッジ)を手に入れることは制度上不可能であり、大学を卒業した現在も彼が弁護士登録を済ませたという公的記録は存在しません。
では、なぜこれほどまでに「弁護士」という言葉が定着したのか。発端は、大学入学直後の特番やインタビューで浮所自身が語った将来の青写真にあります。彼は事務所の先輩である嵐・櫻井翔(慶應義塾大学経済学部卒)への強い憧れを口にするとともに、「将来的には弁護士資格の取得も視野に入れ、ジャニーズ初の弁護士アイドルを目指したい」と公言しました。この力強い宣言がメディアで大きくクローズアップされた結果、読者や視聴者の記憶の中で「目指している」から「すでに取得した」へと飛躍して情報が独り歩きしてしまったのが真相です。
2026年現在の取材データによると、浮所は法学部で培った法学的思考力(リーガルマインド)を活かし、ニュース番組での的確なコメントや情報番組枠のパーソナリティなど、タレントとしての実務に直結するフィールドで頭脳を発揮しています。司法試験への挑戦については長期的なキャリアの選択肢として内包しつつ、まずはアイドル・俳優業で圧倒的な成果を上げる戦略を取っていると見られます。