日本泌尿器科学会が発表する最新ガイドラインや臨床データをもとに、自身の尿漏れタイプを見極めるためのセルフチェックを作成した。原因によってアプローチが異なるため、まずは自分の症状がどこに該当するかを確認してほしい。
【原因別・自己診断チェックリスト】
・排尿直後に数滴漏れる(追出し尿漏れ/排尿後尿滴下):尿道に残った尿を押し出す「球海綿体筋」の筋力低下が主因。デスクワーカーに急増中。
・急激な尿意を抑えきれず漏れる(切迫性尿漏れ):過敏性膀胱やストレスによる自律神経の乱れが影響。会議中や乗車中に不安が強まる人に多い。
・くしゃみや重い荷物を持ち上げた瞬間に漏れる(腹圧性尿漏れ):加齢や肥満による骨盤底筋群の弛緩が主な原因。
・残尿感があり、少しずつ漏れ出る(溢流性尿漏れ):前立腺肥大症などによる尿路閉塞の初期症状。泌尿器科専門医による早期相談が推奨される。
いずれのタイプであっても、原因が特定できれば対策の道筋は明確になる。過度な自己嫌悪に陥る必要は一切ない。