1980年の大ヒット以降、『奥飛騨慕情』は昭和・平成・令和を代表する名だたる歌手たちによってカバーされ、歌い継がれてきました。
【主なカバーアーティスト(順不同)】
- 美空ひばり:歌謡界の女王による圧巻の節回しと深い情感が込められたカバー。アルバム『人恋酒~最新演歌名曲を歌う』等に収録。
- 八代亜紀:ハスキーボイスの魅力が竜氏の原曲と見事に呼応した名演。
- 細川たかし / 五木ひろし:男性演歌の重鎮たちによる、力強さと伸びやかな高音を活かした解釈。
- 氷川きよし:若年層へ昭和演歌の魅力を伝えるきっかけとなった瑞々しい歌唱。
- 福田こうへい / 徳永英明:民謡仕込みの圧倒的歌唱力や、J-POPの文脈からのアプローチなど、多彩な表現で再構築。
また、楽曲の舞台となった岐阜県高山市の奥飛騨温泉郷(新平湯温泉など)には、竜鉄也氏の功績と楽曲の栄誉を称える『奥飛騨慕情 歌碑』が建立されています。現在も温泉街を訪れる観光客や演歌ファンの聖地巡礼スポットとなっており、ボタンを押すと竜氏の歌声が流れるモニュメントの前で、多くの旅人が往時の情景に想いを馳せています。