地球が太陽の周囲を公転する道筋は真円ではなく、17世紀の天文学者ヨハネス・ケプラーが発見した「ケプラーの法則」に従う楕円軌道です。この軌道の影響により、地球と太陽の距離は1年の中で周期的に近づいたり遠ざかったりを繰り返しています。
1年のうちで地球が最も太陽に近づく位置を「近日点(きんじつてん)」、最も遠ざかる位置を「遠日点(えんじつてん)」と呼びます。
- 近日点(1月上旬頃):太陽との距離は約1億4710万km
- 遠日点(7月上旬頃):太陽との距離は約1億5210万km
その差は約500万kmにも達します。500万kmといえば地球約390個分、あるいは地球と月の間を6往復以上できる莫大な距離ですが、公転軌道全体から見ればわずか3%程度の微妙な歪みに過ぎません。地球は完全な円に近い絶妙な楕円を描きながら、太陽の周りを安定して周回しています。