もし誤って緑茶や濃いお茶で薬を飲んでしまった場合、慌てて無理に吐き出そうとしてはいけません。嘔吐の刺激によって胃酸が食道を傷つけたり、誤嚥(ごえん)を起こして肺炎を誘発したりするリスクがあるためです。
状況に応じた正しい対処ステップは以下の通りです。
- ステップ1:すぐにコップ1〜2杯の常温の水を飲む
胃の中の成分濃度を薄め、お茶の成分と薬の直接的な接触を和らげるとともに、薬を確実に胃の奥(十二指腸方向)へ流し込みます。 - ステップ2:飲んだ薬の種類を確認する
お薬手帳や説明書を見て、カフェイン含有の風邪薬、睡眠薬、テオフィリン、抗生物質に該当しないか確認します。 - ステップ3:体調の変化を安静にして観察する
飲用後30分〜2時間は激しい運動を避け、動悸、吐き気、冷や汗、めまい、激しい胃痛がないかチェックします。 - ステップ4:異常を感じたら躊躇せず医療機関へ相談する
強い動悸や不快感が続く場合は、受診したクリニックや調剤薬局に電話し、「何を、いつ、何のお茶で飲んだか」を正確に伝えて指示を仰いでください。