同校を受験する上でまず把握すべきなのは、設置されている3つの教育コースがそれぞれ全く異なる目的と教育設計を持っている点です。受験生の学力層や進路志向に応じて、特別志学コースType1、特別志学コースType2、そして尚志(しょうし)コースの3系統に分かれています。
大手進学模試の追跡データによると、聖ウルスラ学院英智高校の偏差値は最上位のType1が66前後を推移しており、県内私立高校の中でもトップクラスの難易度を維持しています。これに続くType2が58〜60前後、総合的な進路を目指す尚志コースが46〜48前後となっています。入試においては公立難関校との併願者が多数を占めるため、見かけ上の倍率以上にハイレベルな争いが繰り広げられます。
宮城県の高校入試環境において、公立高校の特色選抜・共通選抜制度が定着したことで、確実な併願先としてウルスラの特別志学コースを位置付ける動きが強まっています。志望校選定の現場では、尚志コースの合格難易度が基礎学力重視であるのに対し、Type1は公立難関校レベルの記述力・応用力がダイレクトに問われるため、同じ学校名でありながら対策のアプローチは二分されています。