2026年シーズンのスタメン編成を見ると、チーム戦術の肝となる各ポジションに黒田サッカーの体現者が配置されています。
守備陣では、ゴール前に立ちはだかる守護神が驚異的なセービングを連発し、ディフェンスラインのセンターバック陣は空中戦で圧倒的な勝率を記録。セカンドボールの回収に命を懸けるボランチのコンビは、90分間落ちない走量で中盤のスペースを消滅させます。
前線においては、ロングボールを確実に収めて時間を作れる長身FWと、その落としに爆発的なスプリントで反応するサイドアタッカーが配置され、一撃必殺のカウンターアタックを完結させます。さらに、ベンチにはゲーム展開に応じて前線からの守備強度を落とさない交代要員が揃っており、選手層の厚みは前年を大きく凌駕しています。
そして、町田が今季見据えているのがAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)およびACL2への出場権獲得です。
現行のレギュレーションにおける主な出場条件は以下の通りです。
- J1リーグ優勝・準優勝:アジアの最上位大会であるACLE出場権の最有力候補
- J1リーグ3位 / 天皇杯優勝:ACLEまたはACL2への出場権獲得枠
首位争いを繰り広げている現在の順位(2位)をキープ、あるいは首位を奪取してリーグを完走すれば、町田ゼルビアは設立以来初となる「アジア最高峰の舞台」へと羽ばたくことになります。過密日程を乗り切るためのスカッド強化が成功している今、その目標は絵空事ではありません。