なぜ12月後半のパークはここまで異常な混雑を見せるのでしょうか。取材班の分析によると、そこには複数の外的・心理的要因が複雑に絡み合っています。
第一の理由は、「ディズニークリスマス」イベントの終了期限(12月25日)に伴う駆け込み需要です。限定パレードやハーバーショー、巨大クリスマスツリーの演出、季節限定のフードスーベニアは期間を過ぎると一掃されるため、「どうしてもクリスマス期間中に一度は行きたい」という熱心なファン層と一般来園者が一堂に会します。これにより、ディズニークリスマス混雑ピークは23日から25日にかけて極大値に達します。
第二の理由は、26日以降に即座に切り替わる「年末年始モード」です。クリスマスが終わった翌朝には、門松の設置やお正月限定グッズの販売が開始され、全国の小中高生の冬休みと企業の仕事納めが重なります。遠方からの宿泊型ゲストが爆発的に増加するため、パーク内だけでなくディズニーリゾートラインや周辺ホテル、イクスピアリの飲食店に至るまで過密状態が波及します。
現在のリゾート運営では、コロナ禍前のような当日券の窓口販売による現地での直接的な入園制限ではなく、「日付指定チケットの事前販売枚数コントロール」によって実質的な年末年始の入場制限対策が行われています。公式サイト上でチケット在庫が「×(売切れ)」となった日は、現地に行ってもチケットを購入することは絶対にできません。
万が一希望日のチケットが完売していた場合、チケット完売・当日券再販情報のチェックが生命線となります。公式予約サイトでは、来園予定日の直前(特に前日の20時〜23時頃や当日の早朝)にキャンセル分の枠が不定期で再販売されるケースが確認されています。諦めずにこまめなリロードを行うことが突破口となります。