騒動の核心にあったのは、スクウェア・エニックスが誇る名作MMORPGである『ファイナルファンタジーXI』からの無断転用だ。ゲーム内に登場するモンスターの3Dモデルやモーション、さらにはキャラクターの装備品データが、ほぼそのまま流用されていたことが発覚した。
ゲーム開発の現場では、サードパーティ製のアセット素材を利用すること自体は珍しくない。しかし、他社の看板タイトルであるファイナルファンタジーXIの独自データをそのまま抜き出し、自作ゲームに組み込む行為は明白な著作権侵害である。海外の外部開発会社が制作を担当したとされるが、開発プロセスのチェック機能が完全に破綻していたことは否定できない。露骨なアセット流用は、業界内外に大きなショックを与えた。