泥団子作りで最も多い失敗が「ひび割れ」と「変形」です。これらのトラブルは、水分の蒸発スピードと内部応力の不均衡によって引き起こされます。
直射日光やエアコンの風に当てて急激に乾燥させると、表面だけが急縮小して亀裂が入ります。乾燥は必ずビニール袋に入れて密封し、日陰でゆっくりと寝かせるのが鉄則です。水分が内部から全体へ均等に移動することで、割れにくい締まった構造が作られます。
もし微細なクラック(ヘアライン状の細いヒビ)が入ってしまった場合は、指先にわずかな水をつけて患部を優しく撫で、その上からさら粉を薄くすり込んでなじませることで修復が可能です。芯が割れてしまった場合は修復が難しいため、最初の芯作りの段階で空気をしっかり抜き、均一な球体に整えておくことが予防につながります。