首の手術痕と並び、ファンの間で激しい議論を呼んだのが「目元の激変」でした。2010年南アフリカW杯当時の鋭く涼しげな目元と比較して、2014年頃からは「両目が大きく見開かれている」「視線の焦点が定まっていないように見える」「左右のバランスが以前と異なる」といった指摘が相次ぎました。
この変化の背景には、大きく分けて2つの要因が取り沙汰されていました。
第一に挙げられたのが、2012年6月に受けた本田圭佑 レーシック手術 影響です。視力矯正手術を受けた直後、視力が0.4から2.0に急回復したものの、一部で「過矯正(視力を上げすぎることによる眼精疲労や自律神経の乱れ)」が起きたのではないかと推測されました。しかし、眼科専門医の分析によると、レーシック手術によって眼球自体が前に押し出されるような構造的変化が生じることは医学的にあり得ません。
第二の、そして最も医学的整合性が高いとされた理由が、バセドウ病に伴う「甲状腺眼症(眼球突出)」です。バセドウ病は自己抗体が甲状腺を刺激する病気ですが、同時に眼窩(目の奥)の脂肪や筋肉にも炎症を引き起こし、組織が腫れ上がることで眼球が前方に突出する症状が現れます。首の切開痕と時期を同じくして目元に強い変化が生じた事実は、彼が甲状腺眼症と戦っていたことを強く裏付けています。