ファンなら一度は気になるのが、「原作の中で花道は一体何回タプタプしたのか?」という素朴な疑問だろう。コミックス全31巻を精査すると、明確に肉体が接触して音が鳴っているシーンは通算で15回前後にのぼる。単行本第1巻の初対面シーンで早くも洗礼が浴びせられ、物語が進むにつれてその頻度とスピードは加速していった。
特に圧巻なのは、陵南高校との練習試合前やインターハイ合宿で見せた連続タプタプだ。緊張感が漂う控室やコート脇で、まるでストレス解消用クッションかのように扱われる安西監督。しかし、ただの悪ふざけに見えて、実は花道なりの親愛の情や「オヤジ」に対する全幅の信頼が込められている点が味わい深い。