ナスは調理後に時間を置くことで、スパイスやダシの旨味が奥まで浸透する特性を持つ。つまり、作り置きに最も適した野菜の一つなのだ。特に週末にまとめて仕込む「揚げ浸し」や「焼きナスのオイル漬け」は、冷蔵庫で3〜4日保存可能でありながら、2日目、3日目の方が圧倒的に美味しい。
さらに最近話題を集めているのが「生のまま冷凍保存」するテクニックだ。乱切りにしたナスを塩水にサッとくぐらせ、水気をしっかり拭き取ってジッパー付き保存袋で冷凍する。解凍せずにそのままスープや炒め物に投入すれば、細胞壁が破壊されているため加熱時間が短縮され、味が瞬時に染み込む。この知恵が、忙しい平日の晩御飯づくりを劇的に変えている。