どんなに上質なオードブルをテイクアウトしても、自宅での仕上げ方を誤ると魅力が半減してしまいます。取材を通じて得られた、持ち帰り後に差がつくリヒート(再加熱)のコツをまとめました。
最初に必ず行うべきは「冷菜と温菜の完全分離」です。プラスチック容器から取り出し、冷たいまま食べるマリネや生ハム、サラダ類は別皿に移して冷蔵庫へ一時退避させます。残った温かい料理(チキン、パイ包み、ローストポーク等)だけを加熱するのが基本です。
ローストチキンや揚げ物は、「電子レンジで中を軽く温めた後、アルミホイルを敷いたオーブントースターで表面を1〜2分焼き上げる」ことで、衣のサクサク感とジューシーな肉汁が蘇ります。一方、ローストビーフなどの加熱しすぎると硬くなる料理は、室温に20分ほど置いて脂をなじませる程度にとどめるのが最も美味しく味わう秘訣です。