手の爪がダメなら足なら問題ないのではないか、あるいは除光液で落ちるマニキュアや自分で剥がせるピールオフジェルなら良いのではないかという疑問を持つ方も多いはずです。しかし、医療の観点から検証するとそれぞれに明確なリスクが潜んでいます。
まず足の爪(フットネイル)についてですが、手の指に点滴針や血圧計を装着している際、足の指先にパルスオキシメーターを取り付けて数値を測るケースが多々あります。足元なら見えないからとペディキュアを残したままにしていると、緊急時の代替測定が不可能になります。
また、除光液で落とせるマニキュア(ネイルポリッシュ)であっても、入院セットに除光液を入れていなければ急な破水でそのまま搬送された際に落とせません。さらに、シールのように剥がせると謳うピールオフジェルも、自爪の油分状態によっては強力に密着してしまい、焦る状況で無理に剥がそうとして爪や皮膚を深く傷つけてしまうトラブルが多発しています。