レベルファイブを語る上で欠かせないのが、創業者でありトップクリエイターでもある日野晃博代表取締役社長の存在です。シナリオ執筆からゲームデザイン、クロスメディアの仕掛けまでを一手に担う天才肌のリーダーとして知られています。
しかし、強力なカリスマ性を持つトップダウン体制は、時に組織のボトルネックにもなり得ます。社員の口コミや転職情報サイトなどでは、「社長のチェックで仕様が根本から覆ることがある」「日野氏の承認待ちで開発ラインが止まる」といった現場の苦悩が指摘されることもありました。
社員規模が数百人規模に拡大するなかで、個人の才能に依存したマネジメントから組織的な開発ラインへの移行が急務となっていました。近年では社内ディレクターの育成や外部パートナー企業との開発連携を強化し、トップ依存からの脱却と開発効率の改善に向けた組織改革が着実に進められています。