今回世に出た史料は、幕末の文久年間から慶応年間に至る「大番役日記」を含む数十点におよぶ記録群だ。これまで未公開だった理由について、蔵元関係者は「長年、旧家の文庫に眠ったまま整理がついていなかった」と語る。
ページをめくると、城内の警備配置図だけでなく、天候や出入りする人物の微細な動向、不審火に対する具体的な初期消火マニュアルまでが几帳面な筆致で記されている。急変する情勢のなか、いつ何が起きても即座に対応できるよう、四六時中張りつめた空気感が漂っていたことが窺える。
今回世に出た史料は、幕末の文久年間から慶応年間に至る「大番役日記」を含む数十点におよぶ記録群だ。これまで未公開だった理由について、蔵元関係者は「長年、旧家の文庫に眠ったまま整理がついていなかった」と語る。
ページをめくると、城内の警備配置図だけでなく、天候や出入りする人物の微細な動向、不審火に対する具体的な初期消火マニュアルまでが几帳面な筆致で記されている。急変する情勢のなか、いつ何が起きても即座に対応できるよう、四六時中張りつめた空気感が漂っていたことが窺える。