エブリィのウインカーカスタムを自作(DIY)で行う場合、車種ごとの電気系統の違いを把握しておくことが成否を分けます。特にエブリイ DA17V シーケンシャルウインカーと旧型DA64系ではハイフラ防止の制御方式が全く異なります。
DA64V/W系の場合、運転席足元にある純正ウインカーリレーを「LED対応8ピンウインカーリレー(アンサーバック対応品)」に差し替えるだけで、消費電力低下によるハイフラを根本から解消できます。リレー本体のダイヤルで点滅スピードを微調整できるモデルも多く、作業時間も15分程度で完了します。
対してDA17V/W系は、リレー単体が存在せず、ボディコントロールモジュール(BCM)と呼ばれる統合コンピューターで点滅を制御しています。そのため、リレー交換による対策は不可能であり、左右のウインカー配線にエブリイ LEDウインカー ハイフラ対策用のメタルクラッド抵抗器(50W 6Ω等)を並列に割り込ませるか、抵抗内蔵型の高品質テールランプユニットを選択しなければなりません。
エブリィ 流れるウインカーの配線方法において最も注意すべきは、抵抗器の発熱対策です。ウインカー点灯中、抵抗器は100度近くまで高温になります。バンパー裏の樹脂部分や結束バンド、配線被膜に密着させた状態で設置すると、熱でプラスチックが溶損し車両火災につながる危険性があります。必ずボディフレームなどの金属部分にアルミテープやボルトで確実に固定してください。
また、エブリィ テールランプ 流れるウインカーユニットを装着する際は、純正カプラーへのポン付けが基本ですが、車体側のパッキン劣化による雨水浸入(結露・水没)がDIYで頻発するトラブルの一つです。装着前にレンズの合わせ目をコーキング剤で追加防水処理しておくことが、製品寿命を大幅に伸ばすプロの現場テクニックです。