声優・小林ゆうさんのキャリアを語る上で欠かせないのが、その異色の経歴です。高校時代にスカウトされてモデルとしてデビューし、雑誌やファッションショーで活躍した後、幼少期からの夢であった声優業界へと進出しました。スラリとした長身と端正な美貌を持ち、普段のインタビューや舞台挨拶では極めて丁寧かつお淑やかな「お嬢様口調」を崩さない彼女が、マイクの前に立つと一変して狂気やギャグを爆発させるギャップは、業界内外で強いインパクトを与えました。
美少女役から少年役、狂気的な悪役、さらには男装の麗人まで演じ分ける小林ゆうの演技力の評判は極めて高く、アニメ史に残る数多くの話題作で主要キャラクターを歴任しています。
このように代表作を並べると、コミカルなバイプレイヤーにとどまらず、作品の根幹を担う重厚なヒューマンドラマにおいても主役級の存在感を発揮していることが分かります。