2019年、スピンオフ作品として配信された『RIDER TIME 仮面ライダー龍騎』において、主題歌として電撃的に発表されたのがセルフカバー版「Alive A life -neo-」でした。実に17年の歳月を経てリメイクされたこの楽曲は、単なる懐古的な再録にとどまらない劇的な進化を遂げています。
オリジナル版とneo版の音楽的アプローチ、ボーカルの質感、そしてサウンドエンジニアリングの違いを客観的データに基づいて比較検証します。
原曲が持っていた2000年代初期特有のデジタルシンセサウンドに対し、「neo」では和田耕平氏自らが単独でリアレンジを担当。重心の低い重厚なギターリフとアグレッシブなドラミングが敷き詰められ、大人になった城戸真司たちが再び血で血を洗う戦いに巻き込まれていく痛ましさと覚悟を音像そのものが見事に体現しています。松本梨香さんの声質も、年齢を重ねたことで中低域の倍音成分が飛躍的に増加しており、原曲キーを保ったまま深みとドスを利かせた歌唱を披露している点に、音楽ファンは驚愕させられました。