絵の具の茶色の作り方|2色・3色で作る黄金比と失敗しない混色術

絵の具の茶色の作り方|2色・3色で作る黄金比と失敗しない混色術

絵の具の茶色の作り方|2色・3色で作る黄金比と失敗しない混色術にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

絵の具において茶色は独立した原色ではなく、「暗いトーンの橙色(オレンジ)」または「すべての原色が混ざり合って明度が落ちた状態」に位置づけられます。光の三原色(RGB)が重なると白に近づく「加法混色」とは異なり、絵の具は混ぜるほど光を吸収して暗くなる「減法混色(CMY)」の法則に従います。

そのため、色の三原色に近い「赤」「青」「黄」を一定の比率で組み合わせる、あるいは色相環で正反対に位置する「補色(反色)」の関係にある2色を混ぜ合わせることで、鮮やかさが適度に抑えられた自然な茶色が立ち現れます。美術大学の基礎講義でも「既製の茶色(バーントシェンナやローアンバーなど)をそのまま塗るよりも、自ら混色した茶色の方が画面全体の色彩調和を格段に高められる」と指導されており、混色技術の習得は表現力を劇的に引き上げる鍵となります。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。