中央道が麻痺した際、ネットやSNSで頻繁に取り沙汰されるのが「中央道 渋滞 回避ルート 抜け道」の存在です。代表的な迂回路として、大月ICや上野原ICで高速を降り、国道20号(甲州街道)や「道志みち(国道413号)」を経由するルートが挙げられます。しかし、ここには重大な落とし穴が存在します。
まず国道20号は、中央道から流出した車両ですぐにキャパシティを超え、相模湖駅周辺や大垂水峠手前で本線以上の完全停止状態に陥ります。信号機が多く逃げ道のない片側1車線道路であるため、一度ハマると高速道路のように進むことすらできません。
また、富士吉田方面から道志みちを経由して相模原方面へ抜けるルートも、夜間は街灯が少なく急カーブが連続する山岳ワインディングロードです。不慣れなドライバーが集中するとペースが著しく落ち、事故による通行止めリスクも高まります。結果として「高速で我慢して並んでいた方が30分以上早かった」というケースが大半を占めるのが実態です。