「100円だから全てがお得」という思い込みには、消費者が陥りやすい心理的な落とし穴が存在します。製品単価の安さに目を奪われ、容量・耐久性・単価比較を見落としてしまうケースです。
例えば、綿棒、セロハンテープ、アルミホイルといった定番の消耗品の中には、ドラッグストアやホームセンターの大容量パックをキロ単価・メートル単価で換算した場合、100円ショップのほうが15〜25%割高になる製品が紛れています。また、充電ケーブルや精密工具などの一部製品では、耐久テストの回数や通電性能の規格において、専門メーカーの数千円のモデルに比べて寿命が短く、結果として買い替え頻度が増えてしまうリスクも孕んでいます。
ネット上の「買ってよかった」という口コミを鵜呑みにせず、「使い捨て・一時的な利用」なのか「長期間ハードに使う道具」なのかを冷静に見定めるリテラシーが求められます。