スーツケースベルトの効果を100%引き出すには、目的に合わせた適切な巻き方をマスターすることが欠かせません。
1. 横巻き(標準的な固定法)
スーツケースの中央部をぐるりと水平に巻くスタイルです。主にケース本体の横開きファスナーにかかる圧力をダイレクトに抑え込む効果があり、荷物を詰め込みすぎてケースが膨らんでいる場合に最も威力を発揮します。側面にあるサイドハンドルにベルトを通すことで、上下へのズレ落ちを完全にガードできます。
2. 縦巻き(伸縮ハンドルとの連動)
スーツケースを垂直方向に巻くスタイルです。トップハンドルと底部のキャスター間を通す形になり、ケースが縦方向に裂けるのを防ぐだけでなく、上部に別の小型バッグを引っ掛けて固定する際にも役立ちます。ただし、キャスターの回転軸にベルトが干渉しないよう、ベルトの通し位置には細心の注意を払いましょう。
3. クロス式(十字固定法)
縦と横の両方を交差させて固定する最強の巻き方です。交差部分のアタッチメントで固定するため、万が一どちらか一方のベルトが緩んでも全体が脱落することがありません。70リットル以上の無料受託手荷物上限に近い大型スーツケースや、長期滞在で総重量が20kgを超えるパッキングを行う場合は、クロス式を採用するのが最も安全です。