瞬間接着剤が手についた時の落とし方!皮膚を痛めず剥がす救急対処法

瞬間接着剤が手についた時の落とし方!皮膚を痛めず剥がす救急対処法

瞬間接着剤が手についた時の落とし方!皮膚を痛めず剥がす救急対処法の概要と注目ポイントを一挙に解説しました。

瞬間接着剤を扱う上で最も警戒すべき事故の一つが、「綿(コットン)や軍手、ニットなどのセルロース系繊維」への付着です。

綿や麻などの繊維は表面積が非常に広く、微細な水分を大量に保持しています。ここにシアノアクリレートが染み込むと、通常の何倍もの速度で一気に重合反応が進み、激しい発煙とともに急激な高熱(80℃〜100℃以上)を発生させます。実際に「作業用の軍手に瞬間接着剤をこぼし、指に重度の火傷を負った」という事故報告が日本中毒情報センターや製品評価技術基盤機構(NITE)に多数寄せられています。

もし衣類に付着した場合は、素手で触ったり擦ったりせず、火傷に注意しながら衣服を素早く体から離してください。衣類に固まった接着剤を落とす場合も、アセトンを染み込ませた布で叩くようにして溶かす方法が基本となりますが、アセテートやトリアセテートなどの合成繊維はアセトンで布地自体が溶けて穴が空くため、高級衣類は無理をせずプロのクリーニング店に相談するのが賢明です。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。