公共インフラの建設において最も重要なのは、実際に暮らす市民の合意形成です。住民説明会や市へのパブリックコメント、ネット上のコミュニティ(ローカルSNS、知恵袋、地域掲示板)の声を分析すると、世代や居住エリアによって明確な意見の相違が浮かび上がってきます。
子育て世代(主にみらい平地区)の要望
「休日に思い切りボール遊びができる広場が市内にない」「子どもが所属するサッカーや野球のクラブチームが練習場所の確保に苦労している」という声が多数を占めます。近隣の守谷市やつくば市の施設を予約して遠征せざるを得ない現状に対し、市内での早期完成を望む声が非常に強いのが特徴です。
長年居住する旧町村部住民の懸念
一方で、伊奈地区や谷和原地区など古くからの市街地・農村部の住民からは、「新市街地ばかりに巨額の税金が投入されるのではないか」「少子高齢化が進んだ後、維持管理費が市の重荷になるのではないか」という慎重論が根強く存在します。将来の人口動態を見据えた財政の持続可能性に対するシビアな視線が注がれています。