野外ワークショップやSNSのコミュニティで「花冠を作ろうとして挫折した」という体験談を分析すると、失敗のパターンはほぼ3点に集約されます。それは「茎の長さ不足」「花首の向きの不揃い」「終端処理の甘さ」です。
特に多いのが、花だけを可愛らしく摘んでしまい、茎が5cm〜8cm程度しか残っていないケースです。花冠は前の花の茎を次の花で巻き込みながら芯を作っていく構造のため、茎が短いと摩擦力が足りず、持ち上げた瞬間に自重でバラバラと分解してしまいます。
また、編み進める際に花の顔(花頭)が上下左右に散らばってしまうと、編み目が均一にならず緩みの原因になります。花首を常に同じ方向(外側または正面)に向け、茎を直角に折り曲げてから軸に密着させて巻きつけることが、頑丈な骨格を作る基礎となります。