「包丁を極力入れない」という逆転の発想こそが、現代BBQにおける最先端のトレンドです。特にピーマンやナス、キノコ類においてその真価が発揮されます。
バーベキューでのピーマン丸ごと焼きは、種もヘタも取らずにそのまま網の中火エリアに置きます。皮の表面全体が黒くシワシワになるまで転がしながら焼き、最後に焦げた薄皮を剥がして食べると、内部に閉じ込められた水分が破裂するように溢れ出します。ピーマンの苦味成分は高温の水蒸気で甘みへと変化するため、野菜嫌いの子どもでも驚くほど食べやすくなります。
また、網焼きが難しい葉物野菜やニンニク、キノコのアソートには「アルミホイル焼き」が最強のソリューションとなります。
【失敗しないホイル焼きレシピの基本構成】
・キャベツと豚バラの塩昆布蒸し:一口大にざく切りしたキャベツに豚バラ肉、塩昆布、ごま油を一回しして二重ホイルで密閉。中火ゾーンで約10分放置。
・キノコとバターの香草包み:エリンギ、しめじ、舞茸を手で大ぶりに裂き、バター10gと醤油小さじ1を垂らして包む。
・玉ねぎの丸ごとホイル包み:上下を切り落とした玉ねぎに十文字の切れ目を入れ、バターを挟んで包み、炭の脇(弱火部)に30分置いておくだけでトロトロのポタージュ状に仕上がります。
ホイル焼きを活用することで、網のスペースを圧迫せずに同時並行調理が可能となり、焦げつきのリスクを完全にゼロ化できます。