通話相手がランダムに割り振られるという特異な性質上、アプリ内では毎夜さまざまなトラブルや偶発的な出会いが交錯しています。クラウドソーシングを通じた100人の独自アンケート調査や相談窓口のレポートからは、生々しい利用者の実態が浮かび上がってきます。
「深夜2時に自室で通話していたところ、盛り上がって思わず大きな声を出してしまい、翌朝親から『昨夜誰と電話していたの?』と問い詰められた」(10代高校生・男性)という声は典型例です。本人は小声で話しているつもりでも、深夜の静寂の中では話し声のピッチが外に響きやすく、家族の不信感を招く契機となっています。
さらに深刻なのは、画面録画やスクリーンショットによる脅迫事例です。弁護士相談窓口の記録によると、「ビデオ通話中に相手から『顔を見せて』『服を脱いで見せ合おう』と煽られ、応じてしまった直後に画面録画を突きつけられ、LINEの連絡先や学校名を教えなければネットに晒すと脅された」という悪質な被害が報告されています。
運営側もパトロールやAIによる自動検知システムを導入しており、不適切な露出や出会い目的の書き込みに対しては厳しい姿勢をとっています。しかし、一度外部SNSへ移動してしまうとアプリ側の保護機能は一切働きません。こうしたトラブルに巻き込まれた結果、斉藤さん アプリ危険性を身をもって痛感するユーザーが後を絶たないのが現場の実情です。