物理的な清掃や再起動を試しても改善しない場合、バッテリー自体の化学的劣化、あるいは給電ICチップの基板故障が疑われます。まずは自身の端末の状態を客観的に診断しましょう。
iPadのバッテリー状態を把握するには、iPadのバッテリー寿命診断を行います。最新のiPadOSを搭載した一部のモデル(M2搭載iPad AirやM4搭載iPad Proなど)では、「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態」から最大容量(新品時を100%とした現在の保持能力)や充放電サイクル数を確認できます。項目が表示されない旧モデルの場合でも、Appleサポートの公式リモート診断を利用することで、オペレーター経由でバッテリーの最大容量数値を正確に計測してもらうことが可能です。
一般的に、バッテリー最大容量が80%未満に低下している場合や、充電器を抜くと急激に残量が数分で10%以上落ちる場合は、バッテリーの寿命と判断されます。以下に、公式および第三者修理における主要モデルの修理費用と特徴をまとめました。
AppleサポートによるiPad修理は、基本的にパーツ単体の分解交換ではなく、整備済製品(新品同様に調整されたユニット)との本体丸ごと交換となる場合が通例です。そのため、事前にiCloudやPCへのバックアップを完了させておくことが強く推奨されます。